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3/6 江戸東京博物館
●ひとごろし(前進座)
●にんじん(劇団ぱれっと)
●かえるくん・かえるくん(人形劇団ひぽぽたあむ)
●びり&ブッチーベストセレクション(蒼い企画)
完成度の高い作品を身近で選んでみることのできる、ふれあいこどもまつり。
3/18(金)19:00
きたく子ども劇場さんからのお誘いで、鑑賞会として参加してきました。
ネバーランドといえばピーターパン!
高学年以上が対象で、印象深かったことがよく分かる感想を多くもらえました。
〇歌や踊りがあって、見ていて楽しかった
〇一本のドラマを見ているみたいに複雑で濃厚な内容でした。途中でよく分からなかった表現も、その後の伏線になっていて、見ていくうちに物語が繋がっていくのが面白かったです。
〇主人公のいずみちゃんは、ネバーランドに行くことで、現実から逃避しようとしていました。でも、現実世界には、いずみちゃんを理解し、止めてくれる友達がいました。そのことがとても嬉しかったです。
〇最初は幸せなお話だと思っていたら、ピーターパンが人を殺していき、みんなの名前もいずみという名前、好きな食べ物がハンバーグという共通点から、みんないずみちゃんの複製(いずみちゃんの内面世界)なんだと分かりました。最後、いずみちゃん本人が死なずに生きてくれて、最終的にはハッピーエンドで終わってとてもいい物語だと思いました。
〇ブラックファンタジーなだけに、序盤ピーターパンが爽やかに登場しますが、その後どんどん豹変していく様子に驚かされました。ただストーリーについて、17歳のいずみ(ウェンディ)が『生きる』ためにネバーランドの全ての住民が犠牲を払っていることに違和感を感じました。確かに大人の世界は厳しいかもしれないけれど、ネバーランドは本当になくても良いのでしょうか?私は辛い時は現実から逃げてもいいんじゃないかな、と思ってしまいました。でもこんな時代に生まれた若い世代の人こそ、この世界観に共感できるのかもしれません。中高生に是非見てほしい、とのことでしたが、10代の子がこの物語を見てどう思うのかしら。とても興味深いです。
いかがでしょうか?
出演者全員の歌も演技も素晴らしく、殺陣のシーンは見事でした。
(投稿者:m)
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