わたしとわたし、ぼくとぼく
劇団うりんこ
「わたしとわたし、ぼくとぼく」
3/12(日)17:30-18:45
船橋市民ホール
昨年観た人から「感動しました。もう一度観たいです!」との声もあり、観に行くことにしました。
観に行った人からの感想の一部です。
この劇が、心に響き、考える機会をくれることが、伝わってくると思います。
・色々な人がいて、自分のことも相手のこともそれぞれに受け入れていくことが大事だと思いました(小学生)
・自分にとっての当たり前は自分の環境の中での当たり前であって、他の環境で育ってきた人にとっては自分の当たり前は当たり前でないことを改めて実感しました。自分とは違う意見の人のことは意識して知ろうとしたり、理解しきれないとしても、理解しようとする姿勢が、一人一人違う意見をもつこの世界で生きるために必要な事だと知りました(高校生)
・舞台装置が演劇的で、開演前からワクワクしました。職場でダイバーシティ研修は盛んに行われていて、わかってはいるつもりなのですが、大地くんのお母さんのくだりで、身近に実は密かに苦しんでいる人がいるかもしれないことに改めてハッと気付かされました。
大人(←私)にとって、性別の捉え方を根底から変革するのはやはり難しくて、子どもの柔らかい感性はこういうのを見てどう受け止めるのかなあと興味があります(初見・大人)
・2回目観ました。1回目は、私自身にこれまで刷り込まれて来た当たり前と思っていた価値観を問い直すものでした。2回目はあまり気負わずに観ました。舞台は白で統一され、役者さんの動きがしっかりしたように思えました。LGBTQというと難しいけど、誰でもその人らしさを否定されたり、差別されたり、不平等に扱われるのはおかしい。誰にでも人権があり、認めあうことが大事だと改めて感じました。みんなに観てもらいたい舞台です(大人)
いつか、江東子ども劇場でも鑑賞会として取り組めたらいいな、と思います。
(投稿者:m)